🎧 対談で聴く(二人が語り合う、この記事の感想・解説)
この音声は、本文の内容をもとにGoogle NotebookLM(Gemini)が生成したAI音声解説です。二人のキャスターが感想や解説を交えて語り合う対談形式の音声で、本文をそのまま読み上げるものではありません。
今年の冬も、日本での滞在中にレンタカーを借りて、あちこちの観光地を巡ろうと考えています。私は日本の非居住者で、日本の運転免許証も持っていません。マイカーも持てませんので、日本で車を運転するにはレンタカーを借りるほかなく、そのためには国際運転免許証(IDP)が必要になります。
そこで、IDPを取得しようと思い、Geminiに「自宅の郵便番号に近い取扱店と必要書類」を聞いてみました。
日本滞在中の移動手段は、もっぱらレンタカー頼みです。
Photo by Namito Yokota on Unsplash
返ってきた答えは、実に立派なものでした。近隣の郵便局を4件、住所や評価、営業時間まで添えて教えてくれ、必要書類(写真付き運転免許証、パスポート用写真、パスポート、手数料5.50ポンド)や、日本で有効なのは「1949年条約」のIDPであることまで、丁寧に説明してくれました。私はすっかり安心して、教えられた郵便局へ車を走らせました。
現地で言われたこと
Geminiに教えられて向かった郵便局。しかし、もうIDPは扱っていませんでした。
Photo by Stuart Frisby on Unsplash
ところが、実際に行ってみると──
1件目のElmdon Heath郵便局まで車で10分。着いてみると「うちでは扱っていません」とのこと。続いて2件目のShirleyの郵便局まで17分。ここでも同じく「扱っていません」。しかも職員の方から、「2年前に郵便局での取り扱いは終了しています。PayPointのサイトで取扱店を探してください」とはっきり教えられました。
渋滞もあって自宅に戻るのに25分。合計52分の運転に加え、それぞれの窓口で列に並んで話を聞く時間が15分ほど。結局、67分ほどかけて、手ぶらで帰ることになりました。
なぜ間違えたのか、聞いてみた
腑に落ちなかったので、Geminiに「一体なぜ間違えたのか、サイトを検索したはずなのに、新しい情報はなかったのか」と尋ねてみました。
返ってきた説明はこうでした。
- 英国ではIDPの発行窓口が、2024年4月1日をもって郵便局からPayPointへ全面的に移管されていた
- ところがGeminiは、その制度変更を正しく反映できておらず、「一部の郵便局で取り扱い可能」という、古い情報のまま案内してしまった
- 検索はしたはずなのに、最新の制度変更をきちんと照合できていなかった
要するに、AIは「もっともらしい答え」を、自信満々に、しかも具体的な店名や住所つきで出してくることがある。けれどもその情報が、実は1年以上前に無効になっていた、ということが起こり得るわけです。
AIとの付き合い方について、あらためて考えたこと
毎日数時間はAIと対話しています。だからこそ、その答えをどこまで信じるかが問われます。
Photo by Jo Lin on Unsplash
私は毎日、数時間はAIと対話しています。使えば使うほど、AIの持つ膨大な知識と、的確な判断力に圧倒されることばかりです。あまりにも賢く、何でも知っているという経験を日々重ねていると、いつのまにか、AIの言うことをそのまま信じてしまう癖がついてしまいます。
しかし今回の経験で分かったのは、AIは、間違えるはずのないような単純な情報についても、自信たっぷりに間違った答えを出すことがある、ということです。これは気をつけなければなりません。
とはいえ、時間の節約と正確な知識を求めてAIと対話しているのに、いちいち一つひとつ裏を取っていたのでは、本末転倒になってしまいます。どこまでAIの間違いを見抜けるようになるかは、今の私にはまだ分かりません。これから先、同じような失敗を重ねながら、少しずつ掴んでいくしかないのだろうと思っています。
AIに依存するのではなく、いつかAIと対等に議論を交わせるようになる日を夢見て、これからも一歩ずつ前に進んでいくつもりです。
今回の経験から思うこと
66歳になった今、こうした行政手続き系の情報は特に、AIの答えを鵜呑みにせず、必ず一次情報(今回であればDVLAや政府の公式サイト)で裏を取ることの大切さを、身をもって学びました。
AIは便利で頼りになる存在ですが、万能ではありません。特に制度や手続きのように「ある日を境に仕組みごと変わる」種類の情報については、AIの回答はあくまで「出発点」であって、「答えそのもの」ではない、と考えるようにしています。
ちなみに、正しい取得方法は次の通りです。
結局、頼りになったのはAIではなく、PayPoint公式サイトでの店舗検索でした。
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- PayPointの公式サイトで、自宅の郵便番号を入力して取扱店を検索
- 「International Driving Permit(IDP)」を扱っている店舗であることを確認
- 有効なUK運転免許証、パスポート用写真、パスポート、手数料5.50ポンドを持参
- 窓口で「1949年条約のIDP」であることを指定
二度手間にはなりましたが、AIとの付き合い方について、良い学びになった出来事でした。同じようにAIを日々の相棒にしている同世代の皆さんにも、便利さの裏にあるこうした落とし穴を、一つの参考にしていただければ嬉しく思います。